ステキな家族

おばあちゃんの訃報を聞き、各県から親族、生前おばあちゃんが親しくしてもらっていたご友人など、たくさんの人たちが駆け付けてくれた。sajiro達親戚もみんなこんな状況でもない限り、それぞれ生活があり一同集まる事なんてないのだ。だから不謹慎ながら従兄弟同士でたくさん話せる機会があり楽しかったのだ。
10年前、おじいちゃんがなくなったとき、最愛の人が亡くなって一番悲しいはずのおばあちゃんがsajiroに『おじいちゃんが長生きできたのは、あんた達孫みんなが元気で仲良く、おじいちゃんの事も想ってくれたからなんだよ。だから自分が死ぬ時は普段会えない親戚達の慰労会として集まればいいんだよ。』って。
おばあちゃんの言うとおり、心に残る日になった。お通夜の後、おばあちゃんの線香を絶やすことなく見守る役に、親同士はギブアップ・・・で、親三兄弟のそれぞれ長男、長女が徹夜を決心することに。。。
でも、小さい頃から知ってる三人にネタが尽きる事はなく、しゃべるしゃべる!!
小さい頃、sajiroと二つ上の従兄弟の兄ちゃんはそれぞれ他県に住み、正月やお盆の時期は必ずおばあちゃん宅にお泊りが決まっていた。でも、一つ上の従兄弟の兄ちゃんは家がおばあちゃん宅から近い為、親と共に家に帰っていた。その頃この兄ちゃんは文句も言わず、素直に帰っていたから、こんなもんかと思っていたらそうではなく
『俺はあの時、なんでみんなはここに泊まるのに俺と弟だけ帰らなきゃいけないんだ?!ってすげー淋しかったんだよ(;O;)』
って聞いて、びっくりした!!そんなこと思ってたとは知らず、クールな兄ちゃんだと思っていたから、なんとなく嬉しかった。
そんな兄ちゃんももう1児のパパ。二つ上の兄ちゃんも、来年5月に結婚が決まった!当然『お前はどうなってるんだよ!』ってsajiroを攻め立てる(^_^;)
結婚のことを言われると、ちょっときついんだが・・・でもこんな最高の親戚に紹介できるステキな人をいつか見つけようと思ったsajiroでした。